本場で本当に美味しいと思ったものが『お石茶屋』の梅ヶ枝餅。
受験の神様として知られる大宰府へ旅するときには、ぜひ食べてほしい!
巣ごもりで時間を持て余していたら、未来の旅の計画なんてどう?
2009年2月に福岡の甘味巡りをした時のおはなし。
お石茶屋について
学問の神様として知られる菅原道真公を祀る福岡県の中西部にある大宰府天満宮は、全国天満宮の総本社でもある。
大宰府で全国的に有名な『梅ヶ枝餅』は、あんこ入りの焼いた餅に梅の印が特徴。
大正時代に創業した『お石茶屋』は江崎イシさんとい女性がはじめた茶屋で、それは美人だったそうですよ。
梅ヶ枝餅はもちろん、食事もできる。
2009年(税率5%)のメニューはこちら。
- 梅ヶ枝餅1個 105円
- 梅ヶ枝餅と梅昆布茶のセット 360円
- 抹茶セット 490円
※現在の価格とは異なります
太宰府天満宮本殿の裏側に位置しているため、土地勘のない観光客だと『お石茶屋』がある場所が分かりづらいかもしれない。
おやつ時の平日15時ごろに訪れたけど、他のお客さんはいなかったからね。
Googleマップを参考に探してみてね!
店舗情報は後述(こちらをクリック)
一人の女性のために掘られたトンネル
お石茶屋の奥には正式名『宝満宮 参拝隧道*1』、別名『お石トンネル』と呼ばれるトンネルがある。
色白美人として知られていたお石さんが自宅から山を越えて茶屋に通うのは大変だろうと、お石さんのために掘られたトンネルとも言われる。
太宰府天満宮の境内奥から『竈門神社(かまどじんじゃ)別名:宝満宮』へ抜けるもので、麻生太吉が寄進したもの。
この麻生太吉は炭鉱業で財を成した実業家でもあり政治家で、現在の副総理・麻生太郎のひいおじいさんにあたる人物。
マイカーとか、マイバッグという自分の物って色々あるけど『マイトンネル』とは規模が違うね!
お石トンネルへの行き方
お石茶屋から100mほど先にあるので、ぜひ見に行ってみて。
お石茶屋の前の道を上っていくと、鳥居が見えるのでそのまま道なりに進む。
岩をくりぬいたようなトンネルかと思っていたら、レンガを敷き詰めたオシャレで可愛いトンネル。
訪れた2月中旬は、ちょうど梅の花が咲いているのが最高。
梅ヶ枝餅と梅昆布茶
2009年の価格
梅香茶セット(梅ヶ枝餅1個+梅昆布茶) 360円
甘さ:★★★☆☆
自家製梅干し入りの梅昆布茶と梅ヶ枝餅のセット。
うゎ~!今まで見た梅ヶ枝餅と違う。
実はこれが本場で食べる初めての梅ヶ枝餅。
なぜか九州出身でもないのに梅ヶ枝餅好きな母が冷凍の梅ヶ枝餅を常備していたので、それまで食べていたのはレンジで解凍してトースターで炙るスタイルの梅ヶ枝餅だった。
冷凍だともっとつぶれた感じだった。それが、どうよ!
ふっくらした形で、さらに炙ってあるからモチモチの外側にカリっとした食感もある。
おまけにあんこが優しいわ。
甘さ控えめとまでは言わないけど、甘党には抑え目の甘さ加減。
これは持ち帰っても同じように楽しめないだろうなと悟った。
もし大宰府に通える距離に住んでいたら、この辺りにある梅ヶ枝餅の食べ比べをしたいと本気で思ったよ。
梅干し好きだから迷わず梅昆布茶とのセットを注文したけど、梅干しが入ってるとは思わなかった。
甘いものとの相性もいいし、なにより歩き回って疲れた体にはこのほのかな塩分が嬉しい。
おまけ情報
『お石茶屋』まで続く石積みの階段では、足もとを楽しんで!
この辺りのマンホールは梅のデザインだったり、階段に埋め込まれた小石で梅が描かれているよ。
楽しむ準備はできた?
あとは大宰府に行くだけだね。
梅ヶ枝餅の食べ歩き楽しんで!
梅ヶ枝餅を食べる練習してみるw?
店舗情報
(2020年4月現在)
太宰府市宰府4-7-43
092-922-4045
10:30~16:30(ラストオーダー 16:00)
不定休
約150席
駐車場:〇
お石茶屋|太宰府門前町マップ|太宰府観光協会
電車
太宰府駅:徒歩約10分(西日本鉄道:西鉄太宰府線)
お題「大好きなおやつ」:梅ヶ枝餅
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*1:隧道(すいどう、ずいどう)はトンネルの古い呼び名