釜めしの釜でご飯を炊くのが夢だった!
先日ついに手に入れた釜めしの釜で、さっそく炊飯してみたよ。
さて、無事に炊きあがるのか?
実録!初めての釜炊飯!
釜めしの釜は一人用調理に最適!
有名な駅弁・荻野屋(おぎのや)の『峠の釜めし』、お弁当の容器でもある釜は益子焼で作られていて、お弁当を食べたあとに調理に使うことができる。
これは荻野屋の公式見解で、なんと公式サイトには炊飯のレシピも掲載されてるんだよ!
空き釜を利用したご飯の炊き方 | 荻野屋
駅弁なので当然1人前、ということは一人用調理器具としてちょうどいいサイズってこと。
お米であれば1合炊くことができる。
釜めしの釜と言えば土で作られた、いわゆる土鍋なわけだからお米さえたければ土鍋レシピに応用できるんじゃないかという算段。
さらにはピクニックで料理したり、キャンプ飯にも使えそう。
炊飯以外に使えることを確かめるためにふかし芋も作ってみよう。
あ~ワクワクしてきたよ!
事前の準備としては釜(容器)を良く洗って乾燥させておくこと。
釜めしの釜で炊飯
初めてのチャレンジなので、荻野屋の教えてくれる通りにやってみようと思う。
ただ一つ違うのは分量、荻野屋のレシピはお米1号だけど食べきれないので半合でトライしてみる。
家庭用コンロの五徳よりも釜の底面の直径が小さいので、慌てて網を探したよ。
洗っても古くて汚い網を見つけてなんとか炊飯を開始できた(。-`ω-)💦
材料の準備
- お米:1合(約 75g)
- お水:約80cc
お米合を研ぐ。
研いだ米と、米より1.1倍ほど多い水を入れ30分浸す。
※新米ではありません
火にかける
ここからは荻野屋の公式レシピ通りに進めたけど、お米が少ないせいか思ったよりも短時間で炊きあがったので実際に私が炊飯した時の時間を記しておきます。
ガス台に乗せ、弱火にかける
※容器が割れることがあるらしい!要注意
始めはフタを閉めて火をつけたよ。
吹きこぼれたらすぐにフタを1cmほどずらす
4分強でフタがカタカタ揺れて、少し吹きこぼれたのを見計らってフタをずらした。
お米の様子が見えて少し安心する。
ペットを見守るような気分で、見つめてたよ。
さらに火を弱めとろ火にする
先ほどフタをずらしてから約2分で吹きこぼれそうになった。
フタをずらしてから約2分後、ずらしたフタからも更に吹きこぼれそうになったのでとろ火(コンロで一番弱い火)にした。
吹きこぼれが収まったらフタ0.5cmほどに閉める
とろ火にした直後に、フタを移動した。
小さな鍋に半合しか炊いていないので、吹きこぼれさせると水分がなくなると思ってすぐにフタを半分閉めた。
ご飯表面の泡立ちや水たまりがなくなったら、フタを完全に閉めて火を止める
このとき、かなり熱くて布巾やタオルくらいじゃ危ないほど。
私は鍋掴みでフタを閉めたよ。
ご飯を蒸らす
ここからは蒸らしタイム!目安として15分。
少しでも保温したほうがいいかなと思って、フタの上に先ほどつかった鍋掴みを置いておいた。
意味あったのかな?
計17分蒸らしてからフタを開けると…
おぉぉぉ!良いんじゃない?
キレイに炊けてる (*´▽`*)
しゃもじやお箸でふっくら混ぜたら出来上がり
しゃもじでは大きすぎるから木製のスプーンで
まさか焦げてないよね…ってドキドキする。
私好みのおこげのないご飯の炊きあがり。
せっかくなのでランチにしよう。
大粒の南高梅をお供に、ご飯をいただくよ。
アマノフーズのなめこのお味噌汁と一緒にね。
炊飯の感想&意外なメリット
芯もなく、しっかりとご飯が炊けたのはフタを開けながら炊飯したのが勝因だと思う。
釜めしの釜についてくるフタは蒸気孔がないから、フタをずらす必要がある。
おかげで中のお米の様子が観察できて、火を止めるタイミングが分かりやすい。
炊飯器で炊くよりも分量が少ないせいもあるのか、若干水分が少ないような気もするけど充分に許容範囲。
美味しく食べられたよ!
釜めしの釜で芋を蒸かす
焼いも大好きなFUGASHIです。
土鍋の種類いよっては空焚きできるものもあるけど、今回使用するのは釜めしの釜。
そんな無体なことはできない。
そこで、水を入れて蒸かしてみよう。
土鍋にできて、釜にできないわけがない!
材料の準備
- 芋をよく洗う
- 必要に応じてカットする
釜が小さいので小さなサツマイモを用意するか、大きなサツマイモを小さくカットしてね。
私は小さなサツマイモ2本でチャレンジ。
うち1本は長かったから半分にカットした。
火にかける
釜めしの釜にサツマイモを入れ、下のサツマイモが半分浸かるくらいの水を入れて弱火にかける。
お湯が沸いたら音で分かるのでとろ火(コンロの一番弱い火)にして約10分。
竹串などで火の通りを確かめながら、加熱時間を調整。
水がなくならないように注意しながら必要に応じて少し足してみてね。
このサイズだと約10分で火が通ったよ!
水を捨てフタをしたまま置く
釜に残った水分を捨て、釜が熱いのでまだじっくりと火が通るかなと思ってこのまま30分ほど放置してみた。
猫舌なので熱いと食べられないってのもある (;´∀`)
30分後に釜めしの釜の保温性に驚いた!まだ釜が熱いよ!
皮まで食べる派なので、このまま齧ります。
ほっくほく!
お芋はこの重ね方で、ちょうど釜のフチと同じくらいの高さ。
これ以上のサイズなら釜に入るサツマイモ1本までかな。
一人で食べるなら1本って案外ちょうどいいよね。
サツマイモはじっくり火を通すほど甘さがでてくるから、できるかぎり小さな火がいいよ。
ご飯も、ふかし芋もどちらも大成功!
これは夢のある駅弁容器だ。
まさか炊飯が一度で成功するとは思ってなかったから、相当うれしい。
これで非常時にもちょうどいい量のお米を炊くことができそうだよ。
釜めしの釜を持ってる人は、楽しいからやってみて!
お題「わたしの癒やし」:ふかし芋
お題「手作りしました」:炊飯&ふかし芋
お題「これ買いました」:峠の釜めし
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