初めて書く旅ブログ。最初に紹介するのはモロッコ!
ヨーロッパに近いアフリカ大陸の南側にあるモロッコは、エキゾチックで活気のある映画によく出てくる国っていうイメージだった。
さて、日本人の舌にあう食べ物に出会えるかな?
気になる画像はクリックorピンチで大きくして見られるよ。
- モロッコフードは日本人に合うの?
- モロッコをフードで楽しむ
- おいしかったモロッコ旅
モロッコフードは日本人に合うの?
私が食べた限り、美味しいものが豊富で日本人にも食べやすい。
その理由は素材の味や風味を活かしたシンプルな味付けが多く、強い香辛料にはあまり出会わなかったから。
料理に使われる肉は羊や鶏だから、苦手なお肉がある人はメニューをよく見るようにしよう。
味付けは全体的にやさしくて、どの店でもホブス(パン)が出てくるよ。
モロッコはイスラム教の国なので、お酒に出会うのは難しい!
観光客が多い店や高級ホテルだと飲めることもあるみたい。
実際、私が滞在した11日間で行動した範囲にお酒を販売している店はなかった。
最終日にホテルならあるかなと思って聞いてみたけど、取り扱いなし。
ホブス(パン)
パンはどこで食べても美味しくて種類も豊富、街でもパンを積み上げて販売しているところに出くわすし10円~15円くらいで買える。
食事をしたときにパンを持ち帰ることもあるよ。(旅する時は大きめのジッパーバッグを持ち歩いている)
日本のようにコンビニもないし、夜中に出歩くのはさすがに控えてる時にお腹が空いたらジャムやチーズを挟んで軽食にできる。
スイーツ
高級なケーキには街なかで出会わなかったけど、全体的に甘さは控えめ。
甘党には少しものたりなくなってくる。
カワイイ細工や飾り付けされた焼き菓子は日本人にも難なく受け入れられる味。
特別な香りがするスイーツは旅を通して1~2個あったかな?ってくらい。
タジン料理
素焼きのタジン鍋で調理されると、どんな食材も魔法にかかったように美味しくなる。
訪れる店ごとに内容が違うから是非食べてほしい。
日本に帰ってからモロッコ料理店を探したほど、ドはまりした料理。
ミントティー
どこで飲んでも美味しいミントティーは、ミント好きならハマるはず!
大きな砂糖の塊に驚くけど、好みの量だけ入れればOK。
コップに直接ミントの葉を入れるタイプと、ポットにたっぷりのミントの葉を入れる方法がある。
ポットで飲む時に使う小さめのミントティーグラスは色柄豊富でお土産にも良し。
思わずミントティーポットを買って帰ったほど。
モロッコをフードで楽しむ
正式名:モロッコ王国は、アフリカ大陸の南西に位置しジブラルタル海峡の反対側はスペインというヨーロッパにとても近い場所。
王国なので当然王様もいて、モロッコの現国王はムハンマド6世(モハメド6世とも表記される)。
公用語はアラビア語とベルベル語だけど、フランス保護領だった歴史もありフランス語が使える人も多く北部ではスペイン語が通じることもある。
英語はホテルや観光客の多い店でしか使えず、何度も「フランス語は話せる?」と聞かれることに…。
旅の中で唯一覚えたフランス語は『toilettes(Google 翻訳)=トワレット=トイレ』。
これ大事だから!これだけ言えば指さして教えてくれるから!
第2言語がボディーランゲージな私なら、英語が通じなくてもなんとかなる。
ちなみに私の英語レベルは、勢いと単語と中学英語。
いくつかの国を巡った少し長い旅の途中で11日間滞在したモロッコでのおはなし。
※料金は現地を訪れた2013年12月のレートで計算しています。
青の街 シェフシャウエン
シェフシャウエン(chefchauen)は写真映えするので旅人にも人気のモロッコ北部の街で、シャウエンとも呼ばれる。
商人もガツガツしていない寛げる雰囲気の街。
青く建物の壁などを塗っていて、建物内も同じようにブルー。
一つの街が同じ色で統一されて目に映る建物すべてが同じ色味だなんて感動もの。
屋上から見たシェフシャウエンの街を張り切って超パノラマ撮影。
そんな青い街シャウエンで宿泊した宿の朝食や、街で出会ったフードは素朴で優しい。
宿の屋上で朝食
宿泊したところは屋上でモロッカンな朝食を提供してくれる宿。
さきほどのシャウエンの街並みを眺めながら寛ぎの朝食。
基本的にモロッコの庶民的な宿でいただく朝食はパンとドリンク。
2つのポットはコーヒーとお茶。モロッコはお茶文化の国なので日本人にも馴染みやすいよ。
最初の宿で2泊。どちらの日も2種類のパンと出会ったけど中には何も入っていないからバターやシロップと一緒に食べる。
画像左:ふかふか揚げパン(1泊目)
画像中:ケシの実のホロっとした食感の素朴なパン(1泊目)
画像右:フランスパンと、黄色い素朴なパン。(2泊目)
2日目の朝食のとき、ミニタジンにハチ!
このミニタジンには、バターやシロップを入ってるんだけど…シロップには見る間にハチが寄ってきた💦
あわててフタを閉めたけど、あきらめない奴ら!の写真w。
このシロップがなぞで、ハチミツ色だけどハチミツではないみたい??
宿のご主人はフランス語ができるけど、英語はお互いにカタコトでスマホに話しかけて翻訳を試みるも宿のご主人も首をかしげてた。
『Bee?(ハチ)』って聞いてみても『違う』って言うんだよね。
パンやお菓子の個人店
シャウエンの街は外敵から攻め込まれないように迷路のように細い道がばかり。
バイクは通れても、車が入ることなんてできない。
それほど大きな街ではないから気の向くままに歩いている時に見つけた街の小さな店。
甘さ控えめでサクッとしたパイは、日本でも売っていそうな感じ。
モロッコは全体を通して、フードも紙で上手い具合に包んでくれるところが多い。
世界遺産の街 フェズ
フェズ(fes)のメディナと呼ばれる旧市街『フェズ・エル・バリ』は迷宮都市と呼ばれ、この旧市街が世界遺産。
皮革製造業が盛んなので歩いていると独特の香りがすることも。
モロッコ人は日本人と異なり時間や手間をかける事を良しとしている国民性だそうなので、刺繍やお皿、照明など手の込んだものがたくさん!
メディナは敵の侵入を阻むため壁に囲まれていて、いくつかある入口は装飾が美しい門なんです。
グラスで作るミントティー
ミントティーには大きくわけて2種類あって、直接グラスにミントの葉を入れてお湯を注ぐのがこのタイプ。
有名な門『ブー・ジュルード門』の近くの観光者も多いカフェでみつけた。
ミントティー 20DH(ディラハム)≒ 250円
あっつあつで出てくるから、グラスを持つのも一苦労。
ほんのり香るミントに癒されながら、びっくりするほど砂糖を入れるモロッコ人に驚いてみるといいよ。
猫舌仲間さんは、街を眺めながらのんびり待てば良し。
プールのあるホテルの朝食
モロッコ旅で一度だけ使ったヨーロッパ系ホテルでは、モロッコパンやクレープの朝食。
朝食はブッフェスタイルだから好きなものが食べられるけど、これまで宿泊したリヤドと呼ばれるモロッコ特融の宿泊施設では基本はパンやゆで卵。
このヨーロッパ系ホテルで初めてスクランブルエッグに出会ったよ。
右側の丸いのはモロッコのクレープ『バグリール』、ふわっとした蒸しパンみたい。
モロッコの『ハリラスープ』は野菜の旨味を感じるスープで思わずおかわり。
モロッコのカルフールで量り売りフード
この日は歩き回って疲れたし、翌日は午前2:30の深夜列車で次の街へ移動するから部屋で食べられるおかずやパン、移動中に食べられるサンドイッチやお菓子を買った。
フランス文化の影響をいろんなところで感じるけど、カルフールもフランスのスーパーだよね。
右下のアルミ容器:ミートボールのトマト煮はパンと合う!
その隣のアルミ容器:ジャガイモを野菜と煮たものはやさしい味でいける。
モロッコ人って塩味なんかの素朴な味付けで、素材の味を引き出すのが上手い。
左にある黄色いプラスチック製のワイングラスはダイソーで100円。
割れにくいし、大きいから現地のフルーツをカットして部屋でたべるときに器代わりにもなる!
お酒はほとんど飲めないけど、せっかくなので現地のお酒を飲むときや、持参したインスタントみそ汁を飲むのにも使ったりしたよ。
まるで映画の世界 ワルザザート
ワルザザート(Ouarzazate)は、マラケシュからアトラス山脈の南側にある、1,000mを越える高地。
乾燥した気候の大地に土と同じ色の建物がある、映画のロケ地としたも有名な砂漠の街。
道の駅 アトラス山脈
マラケシュからワルザザートまでの長距離バスの途中で休憩するのは、街道を通る人のためにお店が並んでいるような場所。
沿道には売店や小さなレストランが並び、果物を量り売りしている店やタジン料理、謎肉の串焼きもあった。
この先の水分と空腹に備えてみかんを買ってみたけど、日本で食べても美味しいと思えるみかんだった。
宿の屋上にある部屋で朝食
ここでもパンやジュース、コーヒー、お茶といった内容。
ムスンメンというモロッコの厚手なクレープは、しっとりというより表面が乾いたような生地。
たっぷりシロップをかけて食べてみたよ。
街の小さなレストラン
小綺麗なレストランは、自分たち以外にもう1人おじさんがいたくらいで静か。
ここでモロッコを代表する料理をいくつか食べてみたよ。
画像左:モロッカンサラダ 賽(さい)の目にカットするのがモロッコスタイル。
トマトやキュウリが使われていることが多い。
画像中:ホブス(モロッコでパンの意味) どこで食べてもパンが美味しい!
画像右:串焼き これは鶏だったかな。シンプルで食べやすい味付け、ポテトも最高。
街のスイーツショップ
なんと!人生で初めてモロッコでクリスマスを迎える事になった。
そこでケーキやスイーツが売ってるお店に連れてってとドライバー任せで現地のお店に行ってみる。
画像左:カップケーキ(実は、全部で5つ買った)
フルーツたっぷりで生地の色は緑だったり、一般的なカップケーキだったりする。
日本人の甘党からすると、全体的に甘さは控えめに感じる。
画像右:お店にあった焼き菓子をすべて1つずつ買ってみる。価格は覚えていないけどそれほど高くは感じなかったな。
ほんのり甘い焼き菓子ばかりで、クセの強いものもない。
日本人には思いつかないよね、いちごのヘタをケーキに飾るなんて!
モロッコヨーグルは、モロッコにはないよ。
巨大迷路のようなメディナがある マラケシュ
マラケシュはモロッコ西部にあるかつての帝都。
有名なメディナ(旧市街)は賑やかで、有名なジャマ・エル・フナ広場(フナ広場)には夜になると多くの店がでる。
メディナの中にある食堂
メディナのすぐ外側に宿泊したので、暇さえあれば歩き回ってた。
そんなメディナでは美味しそうな香りがどこからか漂ってくる。
お気づきだろうか…カトラリーがないことに。
周りをみると手づかみで食べている人たち!
ここに至るまでフォークやスプーンは毎回でていきたから、すこし驚きつつも自分のバッグから割りばしを取り出す。
周りの視線を感じる中、箸を見せながら食べました。(手荷物に割りばし常備)
おしゃれなスイーツショップ
見た感じ美味しそうなスイーツがいっぱい。
その中からいくつか購入してホテルでおやつにしよう。
どれも甘さやパンチが少なくて、ちょっと物足りない気分になった。
こんなにチョコがかかっているのに甘さ控えめって… (´;ω;`)カナシイ
カフェで朝食とミントティー
朝食なしの宿に泊まって、現地で朝ごはんを食べるのも旅の醍醐味。
モロッコパン3種類に、ジャムやシロップ、オレンジジュース、ミントティー。
旬のフルーツしか見る事のないモロッコでオレンジジュースは特に美味しい!
でもグラスの大きさに対してストローの長さがオカシイ。
メディナの外の屋台
夜になるとメディナの外、ちょうど宿泊していたホテルの前に荷車型の焼きとうもろこし屋台がでていた。
何を食べても美味しいモロッコだから、きっと焼きとうもろこしも美味しいはず!
なんてこった…💦
これはハズレだ。甘みもないし実も小さい。
それに焼きとうもろこしには醤油がほしくなる。
旅に醤油は持参していません。
メディナにあるお菓子屋さん
メディナの迷路を散策していたときに出会った、まちのお菓子屋さん。
全部食べるのは無理そうだから、見た目でチョイス。
食べやすいものもあれば、少しクセのある風味もあった。
小さな飾りもほどこされた丁寧に作られたお菓子。
メディナの揚げ物食堂でポテトフライ
前日に食べたポテトフライがあまりにも美味しかったから、他の店でも買ってみる。
特別な調理法ではないけど、とにかくポテトが美味しい!
いくつかの店で食べたけど本当に美味しいのは旬の野菜を使うからなのかな。
あ、イカフライも食べ歩きにちょうど良かったよ。
フナ広場で生絞りオレンジジュース
朝ごはんを食べた後、フナ広場へ歩いて行くとウワサ通りオレンジュースの店がいっぱい出てる!
生絞りオレンジジュース 8DH(ディラハム)≒ 100円
通常はグラスで提供されるけど、空のペットボトル持参で入れてもらえる。
これでオレンジジュース片手に街を楽しめるね。
海外ではチップを要求されることがあるから、写真を撮ってもいいか尋ねてから撮影する。
ジューススタンドを撮影したかったんだけど、お兄さんノリノリ!
メディナのモロッコ料理店
モロッコ料理店『Chez Abdelhay』は、買い物した店でクスクスを食べられるレストランを訪ねたら連れてきてくれた。
初めて食べる世界最小のパスタ『クスクス』。
見た感じ穀物にも見えるけど、食べると確かにパスタだった。
食べやすいシンプルな味付けで、クセはないから年代を問わず食べられそう。
屋台のサボテンの実専門店
メディナの入口付近にいた台車の屋台。
食べてみたいと言えば、その場で剥いてくれる。
皮を剥くとスイカのような赤い色だけど、ウリのような青臭さはなくてさっぱり&ほんのり甘くて水分も豊富な食べやすいフルーツ。
マラケシュ駅のカフェ
鉄道の駅に隣接している長距離バス乗り場にあるカフェ。
モロッコのパンは美味しい!だからサンドイッチも間違いなく食べるべき。
マラケシュ駅からは長距離バスが出ていて、ここからワルザザートまで行き、また戻ってきた。
行きに食べたサンドイッチが美味しくて、じつは訪れるのは2回目。
マラケシュを離れる前に、もう一度行くと決めていたカフェ。
海辺の都市 カサブランカ
カサブランカ(casablanca)は、モロッコ東部の海辺に位置した首都ラバトにも近い国内最大の都市。
街の中には綺麗なトラムが走っている。
ラバトのカフェでスイーツタイム
街を歩きながら目に留まったカフェで一休み。
ここにきて、まだモロッコでケーキを食べていない事に気づいた。
マシュマロみたいなふわっとした生地が使われたケーキの甘さは強くないけど、スイーツを食べられた満足感がある。
街のピザ屋に才能のあるネコ
ご覧いただけるだろうか…植木鉢に座るネコの姿を。
画像左:ピザ 薄いパリパリ生地に、具がたっぷりで特別な味付けもなくて食べやすい。
画像右:植木鉢に座るネコ テーブルの高さに目線を合わせ、お客さんをじっと見る。
このあとおねだり成功してた!
ラバトの街のお菓子屋さん
見つけたお菓子はハントする。
モロッコで食べる最後の焼き菓子。
もうここまで来たら分かってる、甘さの強いものはない。
大きなアタリには出会わないけど、大きなハズレもないのがモロッコの焼き菓子。
モロッコの代表的な料理 タジン鍋
各地でタジン鍋を食べたけど、確実に私の好み!美味しい。
タジン鍋を使って調理すると素材の美味しさを引き出すのかな。
具材は旬の野菜や、肉なんでも入れるみたい。
フェスの街で出会ったチキンと豆のタジン
大きなチキンと豆も一緒に調理、香辛料も強くないし日本人にも食べやすい味付け。
マラケシュのベジタブルタジン
ポテトがほくほくで最高!トマトやいんげん豆のような豆も合う。
肉を覆うポテトのタジン
オリーブとポテトがたっぷりで、中に何が入っているのか一見分からないほど。
大丈夫、優しい味付けでパンも進むから!
おいしかったモロッコ旅
食が合えば旅は一段と楽しくなる。
個人的には再び訪れたい国トップ3に入ります。
とはいえモロッコはアフリカとヨーロッパと中継地、スパイ映画にも出てくるようないろんな国の人が交わる国でもある。
観光地として魅力だけど、情勢を見極めて旅の計画をしてみてね。
お題「今日のおやつ」:モロッコのカフェ
お題「もう一度行きたい場所」:モロッコ
お題「朝ごはん」:ホブス
お題「思い出の味」:ミントティー
お題「思い出の一枚」:サボテンの実
↓ 最後まで見てくれて ありがとう😊 共有ボタンやスターは、下にあるよ!