栗のまち小布施(おぶせ)を訪れたからには、朝食から栗を食べたい。
そんなとき知った『栗みつ』って何?
はじめて知ったものは食べてみるのが旅の醍醐味。
栗風味のハチミツかと思って食べてみると、その正体にびっくり!びっ栗…
朝食専門店 Cafe de 珈茅(こち)について
栗の街小布施(おぶせ)に2015年オープンした、自ら朝食専門店と名乗るカフェがある。
店の名は『Café de Kochi • 珈茅』、その名の通り珈琲が飲める茅葺屋根の古民家。
この大きな茅葺き屋根の建物は新潟から移築されたもの。
この建物の前にある5台分の駐車スペースには木材が敷き詰められているから、雨でもぬかるむことなく駐車できそう。
通りに面したところに石材と木材で作られたメインの看板があるので、ここを奥に入っていく。(入り口の様子は後述の動画が分かりやすいよ)
駐車場があるのは通りから数メートル先で一見お店が開いているのか分かりづらいけど、駐車場の入り口付近に『OPEN』とだけ書かれた看板がでていれば営業中だよ。
店内には石臼や桶があったり、上を見ると茅葺き屋根の内側が見られたりする。
これが楽しくて、注文してから食事ができる間に時間を持て余すなんてことはなかった!
注文・支払いは先にカウンターで済ませよう。
あとは好きな席で待つだけ。
中にはテーブル席とカウンター席があり、4人掛け×2席、2人掛け×2席、カウンター席の計15名分の席がある。
私は、カウンター席でいただきます。
ガラス張りのサンルームのような部屋は明るくて、建物の周りには木が植えられているから外から覗かれることなくゆっくりできるのってひとり旅向き。
10月も半ばになろうかという朝に訪れると、室内は石油ストーブで温められてたよ。
お店の方は言葉少ない優し気な女性。
店内は常連さんや女性のひとり客もいたから、観光客でも立ち寄りやすい雰囲気。
入り口の近くには『未就学児ご遠慮ください』と書かれていた。
なるほど静かに楽しむイメージは間違っていなかったのか…と思ったけど、石油ストーブに囲いをするスペースもないし小さな子供には危ないところもあると納得。
実食!栗みつトーストセット
栗みつトーストセット 1,200円(税込・10%)
甘さ:★★★★☆
栗の風味:★☆☆☆☆
さらさら度:★★★★★
なんだこのシロップは!そうか、これが栗みつか!
『栗みつトーストセット』は、ドリンクが5種類(コーヒー、紅茶、日本のみかんジュース、カプチーノ、ミルク)から選べる。
四つ切りされた厚切りトーストには栗餡のトッピング、そしてパンにひたひたの栗みつ。
見えづらいと思うけど、パンを持ち上げるとお皿に栗みつが溜まってるほどなんだよ。
甘党万歳!
できるだけ時間をかけて食べてみて!
そうすればパンが栗みつを吸ってくれるから。
ハチミツにも似た甘さだけど、さらさらのテクスチャーでさっぱりした中にコクがある…その正体は砂糖みつ。
生のむき栗を蜜煮し長期間漬け込んだ時できる蜜を瓶詰めにしたもので、栗の風味とエキスが入った砂糖みつ。
砂糖みつにコクを持たせたようなシロップで、とろみはない。
これが栗の風味から来てるなんて初めての体験だわ。
パンケーキにかけたり、紅茶やヨーグルトに入れても美味しそう。
栗を感じるかと言われるとそれほどでもないんだけど、トースト+ハチミツが好きな人ならこのシロップも気に入ると思うよ。
小布施に行ったら、栗を色んな方法で楽しもう!
店舗情報
(2022年10月現在)
長野県上高井郡小布施町小布施787
営業時間:7:00~14:00
定休日:不定休 ※instagramで要確認
席数:
駐車場:〇(5台)
Café de Kochi • 珈茅 (@cafe_de_kochi) • Instagram
http://www.facebook.com/gaktosha
電車
小布施駅:徒歩約10分(長野電鉄)
YouTube動画:初めての栗みつ!小布施の朝食専門店
お店の雰囲気はこちらで見てみてね(約1分42秒)
※ YouTubeから見ると、動画のもくじが利用できるよ
お題「ささやかな幸せ」:ひとりカフェ時間
お題「気分転換」:カフェ巡り
お題「わたしの癒やし」:コーヒーと甘味
お題「これ買いました」:栗みつトースト
お題「大好きなおやつ」:甘いもの
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